債券とは、社会的に信用度が存在する発行体が、資金調達を行うために、金銭消費貸借類似の法律関係に基づく金銭債権を実体化させた有価証券。
発行体(国、地方自治体、企業など)は、一定期間にわたり一定利率の利子を支払い、期間終了後に元本金額を返すことを条件に資金を調達する。
債券の購入者は債券発行時に決定される利率の利子を受け取る。
購入者にとっての利回りは、債券の購入価格に対する、満期まで受け取る利子と満期時の返済元本のリターン利率。
例)額面100円、満期1年後、利子は5円/年、現在の価格97円の債券
↓
利率:5%、利回り:8.2%((100+5)÷97 = 1.0824..)
*金利が上がると、債券の相対的な価値は下がるので、債券価格は下がります。逆もしかり。
*債券にはいろいろな変化バージョンがあります。(例:割引債、新株予約権付社債、・・)
資産運用の用語集 by ウォーレン神
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配当 / Dividend
配当とは、企業がその期間に得た利益や余剰資金の一部を、株主へ分配するもの。
株主決議で決定するのが通常であるが、一定の条件を満たせば取締役会による決議で行える。
日本はアメリカに比べて、利益額に対して配当する割合(配当性向)や、株価に対する配当の金額割合(配当率)が低め。
企業側は、利益が出たら、その資金を用いて主に下記の選択肢を取ることになる。
①さらなる事業成長に向けて投資につかう。
②現金保有額を高める(内部留保)
③株主へ配当する
④自社株買いを行い、発行済株式数を減らす
株主決議で決定するのが通常であるが、一定の条件を満たせば取締役会による決議で行える。
日本はアメリカに比べて、利益額に対して配当する割合(配当性向)や、株価に対する配当の金額割合(配当率)が低め。
企業側は、利益が出たら、その資金を用いて主に下記の選択肢を取ることになる。
①さらなる事業成長に向けて投資につかう。
②現金保有額を高める(内部留保)
③株主へ配当する
④自社株買いを行い、発行済株式数を減らす
ETF (Exchange-Traded Fund / 上場投資信託)
証券取引所に上場され、証券取引所で売買される投資信託
通常、投資信託の場合にかかる販売手数料がかからない
アメリカで2000年代に拡大して以降、世界に広がった
2018年9月時点での運営会社のビッグ5はこちら
ブラックロック / BrackRock
バンガード / Vanguard
ステートストリート / State Street
インベスコ / Invesco
チャールズシュワブ / Charles Schwab
通常、投資信託の場合にかかる販売手数料がかからない
アメリカで2000年代に拡大して以降、世界に広がった
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ブラックロック / BrackRock
バンガード / Vanguard
ステートストリート / State Street
インベスコ / Invesco
チャールズシュワブ / Charles Schwab
総還元性向 / Total Return Ratio
株主が、出資先から得るリターンには主に2つある。
①配当金
②自社株買い
その年に配当と自社株買いへ使った金額を企業がその年に生み出した税後利益金額で割る。
例)ある企業が利益を100億円生み出し、30億円を配当金に回し、30億円で自社株買いを実施し、40億円を内部留保したとする。
(30+30) / 100 = 60%
◆ウォーレン神のコメント:
米国企業に比べ日本企業は総じて低い。
①配当金
②自社株買い
その年に配当と自社株買いへ使った金額を企業がその年に生み出した税後利益金額で割る。
例)ある企業が利益を100億円生み出し、30億円を配当金に回し、30億円で自社株買いを実施し、40億円を内部留保したとする。
(30+30) / 100 = 60%
◆ウォーレン神のコメント:
米国企業に比べ日本企業は総じて低い。
Form 10-K
アメリカの「1934年証券取引所法」(日本では金融商品取引法に相当)に基づき、アメリカ証券委員会(U.S. Securities and Exchange Commission)に提出して外部に開示される年次の企業活動報告書(日本では有価証券報告書に相当)のこと。
上場/非上場にかかわらず、資本金が1千万ドル以上、株主保有者が2000人超の企業に提出が求められる。
上場/非上場にかかわらず、資本金が1千万ドル以上、株主保有者が2000人超の企業に提出が求められる。
NASDAQ
National Association of Securities Dealers Automated Quotations
(日本語訳:全米証券ディーラー協会自動値付)
1971年に全米証券業協会(NASD)の主催で開設されたアメリカ合衆国にある世界最大の新興企業(ベンチャー)向け株式市場
取引所とは異なり、距離の離れたマーケット事業者がコンピュータネットワークを使用して売買気配値を提示する。
ニューヨーク市マンハッタンのタイムズスクエアには上場企業の株価を複数の大型テレビで表示するナスダックマーケットサイトがあり、テレビメディアがここから最新の動向を伝え、巨大テレビを利用して株価を表示したりする。
取引高ランキングで世界第2位の巨大市場。
取扱銘柄は約3300銘柄。
ちなみにNYSE(New York Stock Exchange、ニューヨーク証券取引所)は、ブローカー市場。
ディーラーは、証券を自己勘定で売買する。
ブローカーは、誰かのために代理で売買する。
(日本語訳:全米証券ディーラー協会自動値付)
1971年に全米証券業協会(NASD)の主催で開設されたアメリカ合衆国にある世界最大の新興企業(ベンチャー)向け株式市場
取引所とは異なり、距離の離れたマーケット事業者がコンピュータネットワークを使用して売買気配値を提示する。
ニューヨーク市マンハッタンのタイムズスクエアには上場企業の株価を複数の大型テレビで表示するナスダックマーケットサイトがあり、テレビメディアがここから最新の動向を伝え、巨大テレビを利用して株価を表示したりする。
取引高ランキングで世界第2位の巨大市場。
取扱銘柄は約3300銘柄。
ちなみにNYSE(New York Stock Exchange、ニューヨーク証券取引所)は、ブローカー市場。
ディーラーは、証券を自己勘定で売買する。
ブローカーは、誰かのために代理で売買する。
NISA
日本で2014年1月に始まった、個人投資家用の少額投資非課税制度。
毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税となる。
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)がモデルで、日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称となった。
金融機関で、この制度が適用される非課税口座を、新たに開設する必要がある。
利用できる人:日本在住の20歳以上
非課税対象:株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金や譲渡益
口座開設可能数:1人あたり1口座
非課税投資枠:毎年120万円の新規投資額を上限
非課税期間:最長5年間
投資可能期間:2014年~2023年
毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税となる。
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)がモデルで、日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称となった。
金融機関で、この制度が適用される非課税口座を、新たに開設する必要がある。
利用できる人:日本在住の20歳以上
非課税対象:株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金や譲渡益
口座開設可能数:1人あたり1口座
非課税投資枠:毎年120万円の新規投資額を上限
非課税期間:最長5年間
投資可能期間:2014年~2023年
自社株買い / Stock Buyback(Repurchase)
企業(株式会社)が行う株主還元策の一つ。もう一つの主なものが配当。
利益から積み立てられる内部留保金や余剰な資金を使って、既に発行している自社の株式を買い戻す行為。
自社で保有する株式(自社株)に対しては配当を支払わないので、他の既存株主への利益の分配割合が向上する。
また、それは既存株主のその企業の持分が上昇することを意味する。
例)
100株発行している株式会社の株式を10株(10%)保有しているとする。
その企業が50株を自社株買いをしたら、その株主は20%の持分を保有し、次期以降の配当金の20%を受け取ることになる。
企業が、ビジネスの拡大や改善に向けた次なる投資をするよりも株主へ還元したほうが良いと判断する際に行われる。
もともと株主還元が積極的ではない日本ではあまり行われてきていなかったが、株主還元の意識が高まり、徐々に定着しつつある。
利益から積み立てられる内部留保金や余剰な資金を使って、既に発行している自社の株式を買い戻す行為。
自社で保有する株式(自社株)に対しては配当を支払わないので、他の既存株主への利益の分配割合が向上する。
また、それは既存株主のその企業の持分が上昇することを意味する。
例)
100株発行している株式会社の株式を10株(10%)保有しているとする。
その企業が50株を自社株買いをしたら、その株主は20%の持分を保有し、次期以降の配当金の20%を受け取ることになる。
企業が、ビジネスの拡大や改善に向けた次なる投資をするよりも株主へ還元したほうが良いと判断する際に行われる。
もともと株主還元が積極的ではない日本ではあまり行われてきていなかったが、株主還元の意識が高まり、徐々に定着しつつある。
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